2011年12月3日土曜日

おまけ、サービス、思いやり

先日、イギリスでの作品を編集し製本に出しました。
もっとじっくり時間かけて作りたかったなあ、なんて毎度思ってしまうのですが、そんなことを言っていたら一生作れないので満足度は常に50%で。

いつもお願いするヴィクトリア駅近くの製本屋さん。




明日の朝はもう空港です。

二人とも性格的に前向きというか、感傷にひたるってことが全くないのですが、それでも唯一後ろ髪ひかれるのは、日本ではちょっと味わえないクリスマスの雰囲気です。
今頃辺りから世間がそわそわし始め、空気がほっこりし出します。もう後2週間もしたら街全体がやけにうきうきしてきて、人々は慈悲深くなってきます。
いつもよりちょっと離れていてもドアを押さえてくれたり、レストランで料理が心持ち多かったり、買い物すればレジではたいてい小銭をおまけしてくれたり(このあたりは一店員が無責任と言えなくもないですが、店長も社長も少しぐらい誤差があっても気にしないのがイギリス)、とんでもないお国ですが、このクリスマスの気質は帰国してもmissします。


それにしても、本帰国は大変です。
電話をくれた方々、折り返し電話出来なくてすいません!
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究極の寝不足のまま飛行機に乗り込もうと思います。
バイバイ、ロンドン、一足お先!




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2011年12月2日金曜日

宝はゴミ箱の中

この家の退居まで後二日。
ものすごく忙しくてヒーヒー言っている時にどこまでもややこしいエゲレス。
我々の退居日に次の入居者が引っ越してくるので、我々のラストデイにカーペットの張り替えをすることになったのですが、そのカーペットが今日来るといって夜まで来ない。
何度も大家さんが電話して来て「もう来た?」「まだ来ない」を繰り返していると、夜20時頃になってやっと来たのですが、今度はカーペットが大きすぎてフラットの階段をのぼれないという始末。
カーペット屋のおっさんと夫が二人で思案するもどう見ても無理があって、結局大家さんの命でカーペットをエントランスに放置しておっさんは帰る。
しばらくして大家さんが来て、やれ雨の降る真っ暗な夜に、2階のウチの窓からつり上げるとか言い出すからまあ大変。せっかく大掃除してパッキング中なのにびしょびしょの巨大なカーペットをひきずりいれられたらもうメチャクチャ。

と思っていたら、結局ポパイの2.5倍くらいありそうな巨漢大家さんが、夫と二人で力任せにカーペットを折り曲げながら階段を上げることに成功しました。
一安心。



只今廊下で横たわっているカーペットです。
おちおち荷造りも出来やしない。


何事もいい加減な愛すべきイギリス。
この程発見されたこの1891年ロンドンのタワーブリッジの建設模様が写ったお宝写真。歴史ある建築物を建て直す際にゴソッと捨てられたゴミの中に入ってたんだとか。
拾った管理人さんが、タワーブリッジミュージアムに申し出たところ、「そういう写真なら山ほどあるからいらない〜」と言われたそうな。


いろんなおっさんがいい加減なイギリスでした。





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2011年12月1日木曜日

ロンドン見納めに行っておくところ

昨日は、早朝からロンドン郊外で毎週やっているマーケットに行ってきました。
特に何と言う目的なく、帰国前にぶらりという感じです。

電車とバスを乗り継いでKempton Marketへ。
お天気はイギリスの専売特許、どんより曇り空で時折小雨がちらちら。
こんな色合いの景色も見納めです。



業者向けで早朝6時半からやっているため、9時くらいにはめぼしいものはすっかりなくなっています。





犬も大小たくさんいて、売る側、買う側それぞれのお供に励んでいました。






イギリス南部のSouthampton郊外のカーブーツセールやWinchesterのサンデーマーケットなどちょくちょく行ったものです。


いよいよロンドン後3日。
ラストミニッツで友人に会ったり各種解約作業に勤しんだり、あっという間に過ぎそうです。




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