2012年6月27日水曜日

イタバシ☆


この度、夫の仕事の関係で東京へやって参りました、関西人夫婦でございます。


東京はイタバシというまろやかで素朴な街に住むこととなりました。 夫の実家ののどか~な感じとも違う、私の実家の神戸とも違う、もちろんロンドンとも全然違うこの「板橋区」。
東京23区といっても、渋谷区とか新宿区とか目黒区とかと全然違います。
ゆるり昭和です。
とりあえず、非常に住み易い街です。


うちは中山道と環八がクロスするところにあって、歩いてすぐMUJIやUNIQLOに行けるというのがウリです。
さらに自慢しちゃいますと、スーパーやホームセンターも徒歩圏内に何軒もあります。
ないのはデパートくらい。(それをイナカと云う)





中山道は、ご存知江戸の五街道のひとつです。
かつて旅人の道しるべに、また木陰でいっぷく用にと、幕府が街道の両脇に一里(3.9km)間隔でこんもり土をもって、そこへ榎なんかの大木を植えたのが一里塚なんですが、全国各所にところどころまだ残っています。
うちの近所の志村一里塚というのが、いまだに両脇ともきれいに保存されている珍しいもので、今は周囲がビルにうもれていますが、よく見るとそこだけお江戸の空気でなんとも乙です。







こちらがその一里塚。石塀の高さは1.5Mくらいでしょうか。
江戸時代なら遠くからよく見えたでしょう。 板橋区がきれいに保存しています。裏手の家も風情ありでgood。

横手には、お江戸ではないけど風情では負けていません、昭和の建物↓。







板橋区ってえらいなあと思います。

一里塚の他にも、同じく中山道由来の「薬師の泉」という小ぶりの庭園が近くにあるのですが、これも板橋区が作成したものなんです。


その昔、農民の某さんが聖徳太子作という薬師如来を本尊としてお寺を作ったそうなんですが(まずその真偽が謎だけど、それは500年以上も前の話だからスルー)、その後暴れん坊将軍吉宗公がここへ立ち寄って「清水薬師」と命名したそうです。

ここにはきれいな湧き水があったそうで、(今はたまにちょろっとしか出ないそう)江戸を訪れる観光客や中山道をゆく旅人の喉を潤す憩いの場だったそうです。

それが、やれ戦争やなんやで失われたので、平成になって、板橋区が文献をもとに学術的研究をもってこの「薬師の泉」を再生建設したそうです。

板橋区、good job!




春に越してきたばかりの時の写真 at 薬師の泉↑

これは「江戸名所図会」にのっている清水薬師↓







ここで友達とお弁当食べたりしています。
日本ええわ~。




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2012年6月26日火曜日

愛する人よ




長らくブログをお休みしていました。
皆さん、お元気でしょうか?

突然の帰国に、ブログを見た人達から「何事?!」と驚きや心配の声が届きましたが、この半年、きちんと事情を説明することが精神的にも物理的にも難しかった私たちです。

突然の帰国の理由は、愛する人と寄り添うためでした。

そして、たくさんたくさん寄り添って、最愛の人は天国へ行ってしまいました。




世界で一番愛する、我が母です。




私たち家族にとっても、母の友人たちにとっても、この突然の深いロストは、生きる光を失う計り知れない大きな傷となりました。

今後、消えない悲しみが私たちの人生の連れとなりましたが、その悲しみとともに泣き笑い、悲しみとともに嘆き喜び、それでも生きていかねばと思います。
いつか天国で再会できる時まで。



母の友人や英語の生徒さんたちは、母のことを、魂が美しい人と称して下さいます。
我が母ながら、ぴったりな言葉だと思います。
強く優しくはかない人でした。
母は、最後の最後まで、母らしい生き様を全うしました。
最後の一瞬まで私たちを愛で包んでくれました。



思い出しては泣き暮らす我々ですが、夢の中の母はいつもにんまりとかゲラゲラとか笑っています。
これから母のこともいろいろ書いていきたいと思います。





ってなわけで、いってみよう。
ロンドン暮らしっく 東京編。




もはやロンドンの暮らしではないですが、ブログのタイトルはタイトルとして据え置くことに致しました。


またちょくちょくのぞいて下さい♡




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2011年12月3日土曜日

おまけ、サービス、思いやり

先日、イギリスでの作品を編集し製本に出しました。
もっとじっくり時間かけて作りたかったなあ、なんて毎度思ってしまうのですが、そんなことを言っていたら一生作れないので満足度は常に50%で。

いつもお願いするヴィクトリア駅近くの製本屋さん。




明日の朝はもう空港です。

二人とも性格的に前向きというか、感傷にひたるってことが全くないのですが、それでも唯一後ろ髪ひかれるのは、日本ではちょっと味わえないクリスマスの雰囲気です。
今頃辺りから世間がそわそわし始め、空気がほっこりし出します。もう後2週間もしたら街全体がやけにうきうきしてきて、人々は慈悲深くなってきます。
いつもよりちょっと離れていてもドアを押さえてくれたり、レストランで料理が心持ち多かったり、買い物すればレジではたいてい小銭をおまけしてくれたり(このあたりは一店員が無責任と言えなくもないですが、店長も社長も少しぐらい誤差があっても気にしないのがイギリス)、とんでもないお国ですが、このクリスマスの気質は帰国してもmissします。


それにしても、本帰国は大変です。
電話をくれた方々、折り返し電話出来なくてすいません!
FacebookかEmailでkeep in touchお願いします。

究極の寝不足のまま飛行機に乗り込もうと思います。
バイバイ、ロンドン、一足お先!




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2011年12月2日金曜日

宝はゴミ箱の中

この家の退居まで後二日。
ものすごく忙しくてヒーヒー言っている時にどこまでもややこしいエゲレス。
我々の退居日に次の入居者が引っ越してくるので、我々のラストデイにカーペットの張り替えをすることになったのですが、そのカーペットが今日来るといって夜まで来ない。
何度も大家さんが電話して来て「もう来た?」「まだ来ない」を繰り返していると、夜20時頃になってやっと来たのですが、今度はカーペットが大きすぎてフラットの階段をのぼれないという始末。
カーペット屋のおっさんと夫が二人で思案するもどう見ても無理があって、結局大家さんの命でカーペットをエントランスに放置しておっさんは帰る。
しばらくして大家さんが来て、やれ雨の降る真っ暗な夜に、2階のウチの窓からつり上げるとか言い出すからまあ大変。せっかく大掃除してパッキング中なのにびしょびしょの巨大なカーペットをひきずりいれられたらもうメチャクチャ。

と思っていたら、結局ポパイの2.5倍くらいありそうな巨漢大家さんが、夫と二人で力任せにカーペットを折り曲げながら階段を上げることに成功しました。
一安心。



只今廊下で横たわっているカーペットです。
おちおち荷造りも出来やしない。


何事もいい加減な愛すべきイギリス。
この程発見されたこの1891年ロンドンのタワーブリッジの建設模様が写ったお宝写真。歴史ある建築物を建て直す際にゴソッと捨てられたゴミの中に入ってたんだとか。
拾った管理人さんが、タワーブリッジミュージアムに申し出たところ、「そういう写真なら山ほどあるからいらない〜」と言われたそうな。


いろんなおっさんがいい加減なイギリスでした。





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2011年12月1日木曜日

ロンドン見納めに行っておくところ

昨日は、早朝からロンドン郊外で毎週やっているマーケットに行ってきました。
特に何と言う目的なく、帰国前にぶらりという感じです。

電車とバスを乗り継いでKempton Marketへ。
お天気はイギリスの専売特許、どんより曇り空で時折小雨がちらちら。
こんな色合いの景色も見納めです。



業者向けで早朝6時半からやっているため、9時くらいにはめぼしいものはすっかりなくなっています。





犬も大小たくさんいて、売る側、買う側それぞれのお供に励んでいました。






イギリス南部のSouthampton郊外のカーブーツセールやWinchesterのサンデーマーケットなどちょくちょく行ったものです。


いよいよロンドン後3日。
ラストミニッツで友人に会ったり各種解約作業に勤しんだり、あっという間に過ぎそうです。




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2011年11月29日火曜日

UKがどこまでもUKな件

連日のお別れも終盤。
いよいよ明日がロンドン最終レッスンです。

わが家の(元)ダイニングテーブルはかわいいカードやプレゼントで埋め尽くされております。
つたない幼児の文字から、ママ達の達筆まで、心にじわっとくるメッセージがいっぱいで、この6年間がとても有意義であったと感謝と喜びにひたらせてもらっています。








さて、ロンドン暮らしっくをご愛読いただいている超レアでツウな方は覚えていらっしゃるかもしれませんが、我々昨年、家の最適化を目的として、大家さんの巨大なベッドを処分しちゃったんですね。(空間利用効率を上げようとロフトベッドに変えたんです。)
で、もちろん今回退居にあたって新しいものをIKEAから注文したんですが、これが我々の退居日の前日に届くと予定されていたのに、今更2週間後に変更というからこれまた最後の最後でイギリスのぶっ飛びサービスの犠牲となっています。

今更しれっと2週間後に変更されても、その頃我々はジャパンです。
さらにピアノ会社も「ピアノの引き取り、違う日に変えてくれない?」とラストミニットでゴネ出す始末。

いちいち物事がすんなりすすまないでおなじみのUK生活、最後の1秒まで味わい深いです。




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2011年11月27日日曜日

こっちがサヨウナラ

これまでロンドンを拠点にピアノを教えてきた私ですが、その間、たくさんの駐在員家庭の生徒さんが来られては日本へ帰られ、また別の方が来られては帰られ〜、ロンドンでの期間限定の日々を共有してはサヨナラの連続でした。
8年もイギリスにいれば、友人たちもみな日本へ帰っていき、我々はいつもこちらから日本に向かって手をふる見送りのエキスパートと化しておりましたが、今回はじめて去り行く立場。
これはこれで切ない…!
「また帰ってきてくれる?」と自分もいずれ日本へ帰る小さなキッズのセリフがかわいらしい今日この頃です。


先週、今週と友人たちとのお別れ続き。
ロンドンでの最後のまどいを味わっています。

長くお世話になった先輩ご夫妻とは、今年は恒例の年越しパーティも出来ず…。
街でご馳走になりました。最後までお世話になります。


カフェのウィンドウに映る風景が乙!





ウィンドウといえば服屋さんのウィンドウディスプレイのこの変な七面鳥。
クリスマス前、毛をむしられた結構なサイズの七面鳥が大きなウィンドウの中でブルッブルッと動くというグロくて笑えない演出がいかにもイギリス流。

TVCMにしろ広告にしろアプローチがグロテスクなのがヨーロッパです。
こちらのタバコや飲酒運転を抑制、禁止するアドなど、背筋がゾッとする演出でせめてきますのでかなり効果的かと思いますが、無関係な人にもトラウマを与えかねない怖さです。




とはいえ、かわいいものもあり。
こちらロンドンのSt. Pancreas International駅に設置中のレゴXmasツリー。60万個のレゴブロックで出来ています。先っちょのスターをのっけている人はただのおっちゃんではなく、イギリスで唯一人の認定レゴ師とのこと。







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