2012年7月10日火曜日

ローカル珍話


日々暑さが厳しくなってまいりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
我々は、刻一刻と上昇していく気温に、戦々恐々としております。
イギリスは涼しい上にドライだったので、全身の毛穴がぱくっと閉じたまま冬眠していましたが、このほど 8年ぶりに目覚め、しゃかりき労働中です。

23区のローカルエリアでおなじみのこちら板橋では、地元活性化の一環として「板橋のいっぴん」なるものをジャンルを問わず認定し、販売促進しています。


家から歩いて30分弱くらいのところに、奥州堂という和菓子屋があり。





こちらの豆大福が「板橋のいっぴっん」に指定されていて、冠に違わずなかなかの絶品です。
思わずかぶりついてしまい写真を撮り忘れ、「もうひとつ頂戴」と追加購入したものにまたすぐかぶりついてしまったため、画像がなくて申し訳ありません。我々どうもそういうところがあります。
女将さん曰く、某人気の和風な総本家的番組からも取材依頼があったらしいですが、「ウチはほそぼそやってますので」と奥ゆかしくもお断りしたそうです。
豆大福、確かに美味しい。


さて、このお店で「お遣いもの」に水ようかんを購入しようとしたら、「後30分、固まるの待って」と言われたので、近隣を二人でぶらぶら歩いていました。
すると、住宅街の中の小道のど真ん中に、ぼとっと財布が落ちていました。
偶然すぐ近くに交番があったので届けたのですが、あまりの処理の丁寧さに驚きました。
我々の連絡先や謝礼の権利を放棄する署名等細かく書き込みを求められ、ポリスマン3人がかりで財布の中身という中身を全部出して机に並べ、金銭は声に出して繰り返し金額確認をし細大漏らさずメモ。10分以上は交番にいました。
ものすごく入念で緻密なお仕事ぶりに、やっぱりヨーロピアンとジャパニーズって違うなあと感心しました。

ついでに非常時に備えて交番に住所登録しておくようにすすめられました。
その控えを封筒に入れてくれたのですが、警視庁という文字がクール。






財布にはかなり大金が入っていたので、水ようかんが固まる間に、図らずも人助けが出来たのでした。



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