2011年11月22日火曜日

TOEIC完全制覇の秘訣は?

残すところイギリス生活もあと2週間ほど。
先日夫がTOEICという英語テストを受けました。

皆さんご存知だと思いますが、TOEICは日本の企業でも多く起用されているビジネス系の英語試験で、我々イギリス留学組はもっぱらIELTSという大学進学に必要なアカデミック系の試験にしか縁がないので、こちらは初体験。
IELTSやTOEFLと違ってTOEICは問題の難易度は高くないかわりに問題数が多く、時間との勝負といわれています。

さて、受験を思い立ったものの、帰国前のロンドンでの受験はすでに閉め切られていたので、今月受験可能だったブライトンという南部の街へ。

オンラインで練習問題などがあるのですが、それにトライしてみて夫が一言。
「あ、これなら満点とれそう」
彼のポジティブさには好感がもてるものの、そう現実は甘くなく、結果はおしくも940点(990点満点)。

夫は20歳の時イギリスに来て、英語を一から机ではなくて現場で学んだタイプです。
特に卒業して自分のレーベルをはじめてからは毎日英語のEmailでのやりとりに忙殺されているだけあって、英語の速読は得意。
TOEICのような問題は即答できるのですが、回答理由を尋ねると、
「え?…なんとなく」

例えば単語の意味を聞いてみても、
「feasibleは、…feasibleでしょ」
とかえってくる。

文法的説明と単語の和訳が出来ない典型的な現地習得タイプであります。


そんな夫なので、試験当日もスイスイと調子良く問題をとき、さて、余った時間に昼寝でもしていればよかったものの、見直しをしてしまったのが運の尽き。
彼の場合は、パッと答えが分かるけどその文法的根拠を持たないので、熟考すればするほど答えに自信がなくなってくるわけです。
結局いくつかの問題で迷走のツボにはまってしまい、答えを書き直してしまったとのこと。
後で問題と選択した答えを聞いてみると、やっぱりその書き直した回答が誤答。

私の母は独学でみっちり基礎からやって英検1級をとったので、在英8年の我々がタッグを組んでも語彙力、文法において歯が立たないのですが、なにせ留学経験がないから本人いわくリスニングが難しいとのこと。確かに夫はリスニング満点、でも総合満点(990)を狙うには、やっぱり最終的に文法の基礎が必須だと実感したとのことです。

つまりTOEIC満点獲得の秘訣は、勉強と経験の良いバランス。
そんなの秘訣とは言わんばい!





とにかく、間違えを恐れずに英語を使おう。





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